組合では定期的に技能実習生受入れ企業様を訪問し、技能実習生の技能実習状況、技能実習生の生活の状況をお聞きし確認させていただいております。
技能実習生により丁寧に伝えたいということがある場合には、双方に誤解が生じないように通訳を介してきめ細やかな対応を心がけています。
今回は、神奈川県で建設機械施工職種締固め作業の技能実習を行っているミャンマー人技能実習生の勉強会を実施しました。
技能実習生は日本に技能実習1号という在留資格で来日します。
技能実習1号の在留資格の有効期限は1年間でありますので、1年後には技能実習2号という在留資格を変更しなければなりません。技能実習2号に在留資格を変更することで、継続して2年間の技能実習を行うことができます。
在留資格を技能実習2号に移行するためには技能評価試験を受験する必要があります。
万が一不合格の場合には技能評価試験には再試験があるとはいえ、技能評価試験に不合格の場合には技能実習2号に在留資格を変更することができず、帰国しなければなりません。
そのため、組合では技能実習生がより受入れ企業様とスムーズなコミュニケーションをとることができるよう日本語の勉強会を適時実施し日本語学習をサポートするとともに、ミャンマー人通訳職員と一緒に技能実習生の宿舎にて技能実習生のために勉強会を実施し、技能評価試験への対策を実施しています。
練習問題を作成したり、練習問題を解いた後には、技能実習生が理解しやすいようただ単に回答を教えるのではなく解説・説明の時間をより多く設けたりして、技能実習生が楽しんで勉強を継続できるように勉強のフォローを実施しています。
技能実習生には「通訳職員にわからないことは何でも連絡ください」と伝えており、技能実習生は日ごろから安心してよく勉強している様子でした!
今後とも継続して日本語はもちろん技能評価試験の勉強もフォローしながら、無事皆合格できるよう今後も勉強会を実施してまいりたいと思います。